介護職の求人と社会保険のデメリット
介護職の求人は多種多様に存在していますが、すべての求人が同じような条件ではありません。自分の生活スタイルに合ったものを選ばなければ、場合によって損をすることもあります。介護職の求人をはじめとして、多くの求人票には、社会保険について言及したものがあります。社会保険とは、リスクに備えて加入する保険の中でも、公的に行われているものを指します。労災保険や介護保険、雇用保険、そして健康保険と厚生年金保険が社会保険の内容です。社会保険に加入すれば、将来の備えを蓄えることができるほか、なにがしかの健康を損なう事態になったとしても、安心して治療を受けることができるようになります。
しかし、メリットばかりでデメリットがないというわけではありません。社会保険に加入するデメリットは、社会保険料の負担があるということです。それまで国民年金、国民健康保険に加入していた場合、新たな保険料が上乗せされて、それを支払わなければならなくなります。配偶者控除に入っていた場合も同様です。結果的に手取り額が減少してしまうでしょう。このデメリットを解消するためには、社会保険に加入しない程度に時間を抑えて働くか、保険料の負担が気にならない程度の時間働くかのどちらかになります。健康保険と年金は、週に20時間以上働くことで加入することになるので、時間を考えて働くとよいでしょう。
介護職の求人を見る際には、社会保険が完備されているのか、短時間や少ない日数で働くことができるのかも合わせて確認することが必要です。